メッキ加工の技術

当社では、電気ニッケルメッキやロジウムメッキ、金メッキのほか、黒ニッケルメッキ、銅メッキ、銀メッキといった種類のメッキ表面処理をおこなっております。

メッキ加工に向いているもの

メッキ加工業者はそれぞれ得意分野があります。当社ではとくに真鍮(黄銅)やアンチモン、アルミ、ラバーキャストといった素材がそれにあたりますが、その他の素材でメッキ加工をお考えの方もぜひご相談ください。素材に合った専門性の高い同業者をご紹介いたします。

ニッケルメッキ加工

当社では光沢ニッケルメッキを採用しており、ロジウムメッキや金メッキの下地に使用しています。
光沢ニッケルは無光沢ニッケルメッキと比較して耐食性が若干劣ります。そのため、光沢ニッケルの下層に半光沢ニッケルメッキを施して二重ニッケルメッキ層にしたり、光沢ニッケルをそのまま上げてクリアー塗装を施し、耐食性を強化しております。

ロジウムメッキ加工

当社でのロジウムメッキの用途は、耐食性の強化がメイン。ニッケルメッキ加工後にロジウムメッキを施すことで光沢ニッケルメッキの耐食性をさらにアップさせます。
耐食性に加え、メッキの硬さもHv800~1000と非常に高く、光沢性や反射特性に優れているため、早期変色防止には最適な表面処理加工といえます。

金メッキ加工

オリンピックでもそうですが、なんといっても金は勝者を称えるもの。メッキの世界でもその高級感のある輝きは人気があり、優勝カップをはじめ、ネックレスやライターなどに使用されます。
金メッキは耐久性の弱さが弱点ですが、当社では金メッキ後にクリアー塗装を施すことにより、金メッキの耐久性をアップさせています。

黒ニッケルメッキ加工

黒ニッケルメッキ加工はただの黒ではなく、透明感のある黒でありながら独特の雰囲気をかもし出す“ガンメタリック”な印象です。お気に入りのライターなどに施す方も多く、渋い黒が人気のメッキ加工です。
ほかのメッキより安くできるメリットがあり、クリアー塗装で耐久性をアップさせることもできます。

銀メッキ加工

比較的安価ででき、キレイに見えるのが銀メッキのメリット。純銀を思わせる質感が好評で、昔から洋食器や装飾品などに使われてきましたが、最近では電子部品や機械部品などの「機能メッキ」としても多く用いられています。
メッキ素材のなかでもっとも耐食性が弱い銀メッキですが、当社ではクリアー塗装を施し、耐食性をアップさせております。

銅メッキ加工

当社では、銅メッキを各メッキの下地用として利用しています。アンチモンやラバーキャストなどの素材に各種メッキ加工を施す際、独自の質感や輝きを持たせるために前処理段階で銅を付け、その上に各種メッキをします。
そのため、通常の単メッキだけでは表せない深みのある独特の質感をかもし出すことができます。

ピンクゴールドメッキ加工

ピンクゴールドメッキ加工はただのピンクではなく、金質感のあるピンクがキュートな雰囲気をかもし出します。最近では若者向けのアクセサリーでの需要が多く、各アクセサリーショップでも売れ筋ラインです。
金メッキやロジュームメッキより安くできるメリットがあり、クリアー塗装で耐久性をアップさせることもできます。

株式会社岩本製作所

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